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便秘症からイレウス(腸閉塞)をきたした症例。(世田谷区目黒区池尻大橋、三軒茶屋、渋谷、表参道、恵比寿、代官山、麻布十番、二子玉川)
2014年9月27日

便秘症からイレウス(腸閉塞)をきたした症例。(世田谷区目黒区池尻大橋、三軒茶屋、渋谷、表参道、恵比寿、代官山、麻布十番、二子玉川)

 

こんにちは。院長の釜萢です。

 

先日、吐き気と胃もたれを主訴に、当クリニックを受診した女性。
診察をしていると、お腹がとても張っているのがわかりました。

 

便秘であることがわかり、よくよく話を聞いていくと、それは高校時代にまでさかのぼり、
その対応に、市販の便秘薬をなんと、一度に10錠も飲んでいるとのことでした。

 

とにかく便秘の程度を知る必要があり、腹部X線(レントゲン)を撮影してみると、
なんとイレウス(腸閉塞)。
痛みを伴わないイレウスは経験がなかったのですが、あまりに長期間、慢性的に便秘の状態が続いたため、
もう身体がその状態に慣れてしまった、ということなのでしょう。

 

外科的な処置が必要な程度かどうか評価し、緊急性が低いことを確認できたため、
内服治療で経過観察することにしました。

 

大きな病院でも経験しない病状を、クリニックで経験する。
むしろ、大した状態ではないと思っている患者さんがクリニックを受診し、
ビックリする状況に陥っているケースを、時々経験するようになりました。

 

みなさんも、通常と異なる状況が長く続いている場合には、一度クリニックを受診することを
お勧めいたします。

 

【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】

(電話をかける⇒03-6450-8506) 

 

(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)

 

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院長経歴(プロフィール)

かまやち内科クリニック院長。元慶應義塾大学病院 腎臓内分泌代謝内科所属。予防医学医。 専門は、糖尿病・高血圧、その他の生活習慣病(脂質異常症、痛風(高尿酸血症)など。オーダーメイドの診療を心がけています。医療現場の真実と向き合い、医療のあり方を一緒に考えていきたい。ひとりひとりの幸せな人生に寄り添い、病気と闘い続ける医師でありたい。そんな想いを込めて日々、走り続けています。