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腹痛・発熱・嘔気(吐き気)・下痢<感染性胃腸炎>で若い女性が来院・・・理想と現実のはざまで
2014年7月31日

腹痛・発熱・嘔気(吐き気)・下痢<感染性胃腸炎>で若い女性が来院・・・理想と現実のはざまで

こんにちは。院長の釜萢です。

先日、20代の若い女性が、腹痛・発熱・嘔気(吐き気)・下痢の症状を訴えて来院しました。
診察と必要な検査を行い、感染性(急性)胃腸炎の他に、やや危険な病気が合わさっている可能性がありました。

翌日、採血結果を電話で説明したところ、午後から出社したいとのこと。
本来、医学的な見地からすると、今は無理をしてほしくないところでしたが。
普段元気に働いている方の場合、安易に会社を休めない事情も分かるため、一度来院してもらい、注意点をいくつか説明したうえで、出社を認めました。

本当に重症な患者さんばかりが集まる大きな病院と異なり、クリニックの場合、患者さんの意識にも違いがあります。
このあたりの、患者さんの事情も考えつつ、でも説得すべきところはキッチリ話す、のようなところが開業医では特に腕の見せ所なのではないでしょうか。

いろんなケースがあるため、やはり患者さんにはある程度、こちらの話を聞くスタンスでいてもらえると、安心していろんな説明ができます。
医者と患者は、信頼関係が何より大切です。

何かご質問などございましたら、お気軽にご連絡ください。
(電話をかける⇒03-6450-8506) 

(患者さんの年齢、性別、症状などは、個人が特定されたないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)

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院長経歴(プロフィール)

かまやち内科クリニック院長。元慶應義塾大学病院 腎臓内分泌代謝内科所属。予防医学医。 専門は、糖尿病・高血圧、その他の生活習慣病(脂質異常症、痛風(高尿酸血症)など。オーダーメイドの診療を心がけています。医療現場の真実と向き合い、医療のあり方を一緒に考えていきたい。ひとりひとりの幸せな人生に寄り添い、病気と闘い続ける医師でありたい。そんな想いを込めて日々、走り続けています。