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【糖尿病・高血圧・痛風患者さん】暑くなってアレの季節です。《麻布十番、白金、六本木、表参道、渋谷、恵比寿、代官山、広尾》
2015年6月3日

【糖尿病・高血圧・痛風患者さん】暑くなってアレの季節です。《麻布十番、白金、六本木、表参道、渋谷、恵比寿、代官山、広尾》

 

こんにちは。院長の釜萢です。

 

6月に入り、一段と気温が上がってきました。
当クリニックにいらっしゃる患者さんからも、「暑くなると冷たいものがほしくなる」との声が聞こえてきます。

 

冷たいものでみなさんが想像するものは何でしょうか?
甘いものが好きな患者さんからは、「アイスクリーム」「ソフトクリーム」という意見がかなり多いようです。
たしかにおいしいのですが、糖分も多いうえに、カロリーもとっても多いです。
せっかく食事の方のカロリーを減らしても、間食でこれらを食べたら、普段以上のカロリーになってしまいます。

 

そして、何と言っても多いのが「ビール」などの冷たいアルコール類ではないでしょうか。
当然、これらはカロリーもあり、プリン体(痛風のもとになる物質)も含んでいることから、
糖尿病や痛風患者さんには大敵です。
「プリン体0・糖質0」をウリにした発泡酒も出てくるなど、それでも飲みたい方々が少なくないことを示すものかと思います。
これらを全く口にしない、というのも大変ですので、病状に応じて量を決めるというのが現実的なところかと思います。

 

それでは、高血圧の患者さんはこの時期全く問題はないのでしょうか。
確かに一般的に、気温が上がると血圧は下がる傾向にあります。
しかし落とし穴があります。

 

糖尿病やその他の生活習慣病を合併している高血圧患者さんに多いのですが、
この時期に体重が増えてしまうケースです。
体重が増えると、血圧は上昇していきます。
その結果、その他の生活習慣病が悪化していくのと並行して、血圧コントロールも悪化してしまうということになります。

 

やはりどの季節でも、食生活をはじめとした生活習慣が乱れると、病気は悪化していく傾向にあります。
気温が上がると、外で運動がしやすくなりますので、体を動かす量を増やすなど各々の生活に応じた工夫をしながら
この時期も乗り切っていきましょう。

 

2015-06-03

 

【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】

(電話をかける⇒03-6450-8506) 

 

(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)

 

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痛風発作が多いです。糖尿病高血圧合併も注意です。

 

 

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院長経歴(プロフィール)

かまやち内科クリニック院長。元慶應義塾大学病院 腎臓内分泌代謝内科所属。予防医学医。 専門は、糖尿病・高血圧、その他の生活習慣病(脂質異常症、痛風(高尿酸血症)など。オーダーメイドの診療を心がけています。医療現場の真実と向き合い、医療のあり方を一緒に考えていきたい。ひとりひとりの幸せな人生に寄り添い、病気と闘い続ける医師でありたい。そんな想いを込めて日々、走り続けています。