こんにちは。院長の釜萢です。
1月最初の、嵐のような1週間が昨日で終了。
1月2日の休日診療から始まり、スタッフみんな、よく頑張ったと思います。
そして昨日あるスタッフが、朝からお疲れ気味で、話を聞くと、当直明けの仕事とのこと。
しかしながら、クリニック終了後には、友人とボードに行くということでした。
これからボードに行くから、ニンニク注射をやってみたいとのこと。
ニンニク注射は患者さんに行っており、その効果は患者さんを通して実感済み。
風邪などの症状がないか確かめたうえ、問題なさそうだったため、ニンニク注射を行いました。
クリニックの診療が終了するころには、きれいに疲れを忘れているようでした。
診療終了後、大喜びで遊びに行ったようです。
当クリニックは糖尿病・高血圧を中心に、慢性疾患(痛風・高尿酸血症、高脂血症・脂質異常症、甲状腺など)の方の治療・予防が中心です。
これらの方々が、風邪など、しっかり治療すべき問題点があるのに、その症状をニンニク注射・ビタミン注射でごまかそう、というのはお勧めできません。
(まずはお薬を使った治療など、保険診療を行い、そのサポートとしてニンニク注射・ビタミン注射を行う、というのが基本的な考え方です。
持病をお持ちの方(とくに糖尿病など)は免疫力も低下するため、一般の方と同じ対応では、症状が悪化してしまう場合もあります。
その辺りの事情も踏まえ(その患者さんの背景にある身体的疾患を考慮の上)、最も適切な対応をしていきたいと思っています。
保険診療と自由診療の使い分けも、上手に行うことで、大きなメリットにつながると思っています。
(保険診療と自由診療を同日に行うことは、規則で禁じられています。)