こんにちは。院長の釜萢です。
12月に入り、生活習慣病(慢性疾患:糖尿病、高血圧、脂質異常症・高脂血症、痛風・高尿酸血症)の方にとって、一番厳しい時期かと思います。
当クリニックに通院している患者さんでも、「2日に1回は忘年会が入っている」「体重が3kg増えてしまった」など、仕事でどうしても飲んだり食べたりの量が増えてしまう方もいらっしゃる一方、
「たしかに忘年会は頻回に行っているのだけれど、以前のようにそこでたくさん飲食してしまうことをやめ、最小限にするよう工夫している」
という患者さんもいらっしゃいました。
もちろん、当クリニックで説明した通りの食生活を継続できれば理想的ではありますが、生活をしていくうえで(仕事をしていくうえで)、やむを得ない状況というものもあり得ます。
そんな時に、「仕事だから食事のことなんか考えていられない!」ではなく、その状況の中でも、いかに病気の悪化を最小限にとどめられるかを考えながら行動して頂きたいと思います。
そういった方法に関しても、患者さんそれぞれの個別の状況に応じて、御相談させて頂いております。
これからは、クリスマス、お正月、新年会、とまだまだイベントが続きますが、この時期が一番大切な時期でもあります。
この時期の病気(糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風・・・など)の悪化、内臓への負担を最小限にし、場合によっては、この時期は薬物治療をしっかり行うことによって、その後の早期回復を目指しましょう。