糖尿病・高血圧の専門クリニックです 糖尿病・高血圧の専門クリニックです
池尻大橋のかかりつけ医として ささいな症状でもご相談ください 池尻大橋のかかりつけ医として ささいな症状でもご相談ください
土曜も診療 豊富な診療領域で未病を防ぎます 土曜も診療 豊富な診療領域で未病を防ぎます

院長コラム

【気管支喘息/咳喘息】風邪(咳、咽頭痛)からも、気管支喘息発作/咳喘息は起こります。《池尻大橋、三軒茶屋、三宿、中目黒、駒場東大前》

 

こんにちは。院長の釜萢です。

 

最近急に寒くなり、咽頭痛、咳を伴った風邪(上気道炎)の患者さんが増えてきています。
なかには、もともと気管支喘息をお持ちの方が風邪をひいてしまい、発作につながってしまう方もいらっしゃいます。

 

気管支喘息は、気管支に慢性的な炎症が続き、さまざまな刺激に敏感になり、空気の通りみちが狭くなる病気です。
これは大きく以下の2つの病状に分かれます。
<1>気道に炎症が起こっている
<2>気道が狭くなって空気の通りが悪くなっている

 

気管支喘息治療の詳細は別の機会に譲りますが、
<1>に対して、
吸入ステロイド薬、抗アレルギー薬(抗ロイコトリエン薬など) など
<2>に対して
(長時間作用型)β2刺激薬、テオフィリン製剤、抗コリン薬 など
を用います。

 

風邪の咳が、いつのまにか気管支喘息を誘発してしまった、ということも決して少なくないため、風邪をひかないよう、注意しましょう。
また、喫煙は喘息を悪化させやすく、薬の効果を低下させるので禁煙しましょう。(当クリニックでも禁煙外来を行っております。

 

次に咳喘息は、喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)や呼吸困難を示さず、呼吸機能検査が正常であるにも拘わらず、慢性の空咳(痰を伴わない咳)が続く病気です。
いわゆる一般的な喘息(気管支喘息)の前段階の症状と考えられています。
風邪が治った後にも、そのまま咳が続いてしまい、いつまでたっても止まらない場合や、咳が夜中に続いてなかなか眠ることの出来ない、といった方は、咳喘息の可能性も考えます。

 

最近、咳喘息は増えてきています。
咳喘息は、しばらくすると気管支喘息に移行してしまう場合があるため、その前にしっかり治療を受けましょう。
こちらも、風邪をひくことや喫煙などが誘因になりますので注意しましよう。

 

最後に、気管支喘息などの呼吸器疾患をお持ちの方は、インフルエンザにかかると重症化する確率が高いと言われており、
早めにインフルエンザ予防接種も行うことをお勧めします。
(当クリニックでは予約不要です。)

 

【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】

(電話をかける⇒03-6450-8506) 

 

(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)

 

<最初のページへ戻る> 

 

【この記事をお読みの方には、こちらの記事もよく読まれています】
↓ ↓ ↓
【インフルエンザ予防接種】開始しました。
人生は一度。目先のことにとらわれず、冷静な判断を。

 

 

☆役に立つと思った記事は、シェア・リツイートして頂けると嬉しいです☆