こんにちは。院長の釜萢です。
渋谷方面で糖尿病の治療をしていた53歳の女性が来院しました。
今年6月まで治療を続けていたものの、諸々の事情があり、服薬をやめてしまっていたそうです。
診察室で血圧を測定すると、血圧 156/92 mmHg。(実は高血圧もありました。)
そして血液検査をしてみたところ、(空腹時)血糖 194 mg/dL、HbA1c 9.6 % と高値でした。
早速、生活習慣(食事を含む)のチェックをしながら薬物治療を開始し、ある程度まで病状は改善してきました。
当クリニックでは、糖尿病と高血圧の患者さんを専門に診察しているのですが、二つの病気では、どうも当クリニックを受診する際の理由が異なります。
(病状が悪くなって、当クリニックを受診する時のパターンが違います。)
詳細はまた別の機会にお伝えしようと思うのですが、重症な糖尿病患者さんが当クリニックを受診する場合、糖尿病による(全身)症状が出現し、心配になって(あるいはつらくて)訪れることがかなりあります。
(そのほかの理由では、「健康診断で糖尿病を指摘された」「他院で治療中だが、ぜひ専門性の高いこちらのクリニックで治療を受けたいと思った」等が非常に多くなってきます。)
この方の場合、高血糖と脱水症状からくる複数の症状が合わさった状態で、それらが心配で来院しました。
本人はそれほど辛くないとのことでしたが、問診と診察でそれとわかる所見が見られました。
糖尿病の患者さんだけではないですが、服薬を自分の判断で中止したり、変更したりするのはとても危険ですので、やめてくださいね。
患者さんには、それぞれいろんな事情があることも考慮し、一生を通じてサポートしていける、そんなクリニックでありたいと思っています。
【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】
(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)
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代官山からワンメーターでした。糖尿病高血圧の経営者さん。
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