【高血圧患者さん必見】今年は例年と違います。糖尿病ならさらに危険。《池尻大橋、三軒茶屋、中目黒、代官山、恵比須、広尾、白金、麻布十番、世田谷区目黒区渋谷区港区》
こんにちは。院長の釜萢です。
今年は連休(ゴールデンウィーク)中から暑い日があり、連休明けるとすでに30℃近い日もありました。
これだけ急に気温が上がると、体調を崩す患者さんも多いのですが、一見あまり関係なさそうな高血圧患者さんも、実は注意が必要です。
どんな点に注意が必要なのでしょうか?
毎日血圧をチェックしている(血圧手帳に測定した血圧をメモしている)患者さんは、その変化に気づいているかと思います。
気温と血圧は密接に関わりあっています。
【気温が上がると血管は拡張し、血圧は下がる傾向がある】ということです。
当クリニックでは、血圧のコントロールが良好な患者さんが多いため、急激に気温が上がると、目標としている血圧より下がってしまうことがあります。
そのため、この数日の間に降圧剤(血圧の薬)を減量した患者さんが少なからずいらっしゃいます。
血圧が急激に下がってしまうと、めまい、立ちくらみ、頭痛、気分不快、などの症状をきたすことがあります。
また、気温が上がると脱水症状(熱中症)を生じることもあり、この場合の症状が、実は血圧が下がったときの症状と似ている場合があります。
すると、このような症状が出たとき、「暑いから」「水分が足りないから」と考え、血圧が下がっていることに気付かない場合があります。
さらに糖尿病もお持ちの患者さんの場合。
自律神経のバランスが、乱れてしまっていることが多いため、血圧の変動を調節する反射も鈍くなってしまっています。
すると、先ほどの症状が、より強く出てきてしまうというわけです。
まずは、これらの異常を感じたときには、主治医の先生と早めにご相談ください。
薬の調節が必要な場合は、早期の対応が大切です。
【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】
(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)
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