こんにちは。院長の釜萢です。
2ヶ月ほど前に、当院で行っているがんリスク検査(アミノインデックス、AICS)を行い、膵臓がハイリスク群に入っていた40歳代の男性。
すぐに本人に連絡し、膵臓がんの典型的な腫瘍マーカーを調べたところ、正常値上限の倍以上の高値。
至急、近くの大きな病院をご紹介していたのですが、本日その結果が返ってきたとのことで、当院を受診しました。
診断名:腫瘍性膵のう胞(IPMN)。
「以前の考え方であれば、即手術であったが、今はこの病状なら慎重に経過観察できる」と言われたそうです。
いわゆる前癌状態のような感じでした。
(多少正確性に欠ける表現です。)
膵臓がんは無症状で急速に進行し、症状が出た時には手がつけられない状態が多いです。
症状がなくとも、健康診断や人間ドック、可能ならがんリスク検査まで行っておくことの大切さを、身にしみて感じた一日でした。
【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】
(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)
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鼻周囲の痛みと頭痛で来院。
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