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院長コラム

近隣の病院から糖尿病高血圧患者さんをご紹介頂きました。《三軒茶屋、二子玉川、渋谷、神泉、中目黒、下北沢、駒沢大学、桜新町、池尻大橋、世田谷区目黒区渋谷区》

こんにちは。院長の釜萢です。

先日、糖尿病・高血圧・脂質異常症(高脂血症)で若い看護師が来院しました。
今回初めて病気を指摘され、とても心配だったため、いろいろとネットで調べ、
30分以上かけて当クリニックを受診しました。

その方は、非常に真剣に病気のことを考え、治療にもとても積極的なのですが、
一点だけ気になることがありました。

それは職業が看護師で、勤務時間が不規則かつとても緊張感を強いられる職場であることです。

1カ月のうち、その多くを夜勤で働いており、夜中を緊張したまま過ごす日がかなりあること、
また食事の時間がバラバラになり、食事の量も一定しない。
さらに不眠傾向になるなど、病気の治療にはかなり厳しい環境となっていました。

患者さんの治療(とりわけ生活習慣病の場合)には、病気の状況それ自体を考えることも大切なのですが、
もっと大切なのは、なぜその病気になったのか、病気が治りにくい理由は何か、治療をしていくうえで変えるべきこと、注意すべきことは何か。
などを考えていく、
つまりはその患者さんの生活の背景(ライフスタイル)を考えて治療を進めていくことだと思っています。

幸い、その方はとても理解の早い方でしたので、私の話をすぐに理解してもらえました。
ただ、決定的な解決策というのは現状では難しいこともわかっており、今後、双方で相談しながらの治療になっていくと思います。

以前は、診療(情報の伝達)は医師から患者さんへの一方通行になることもあったそうです。
(現在でも一部の医療機関では、そのような状況が残っていると聞きますが。)

しかしながら、「患者さんの意思を尊重すること」が、診療の現場で当たり前になってきた昨今、
患者さんの希望や意思を確認しながら治療を進めていくのは、常識的なこととなっただろうと思っています。

生活習慣病では、患者さんのライフスタイルをしっかり把握し、その方の長い人生を考えたときに今、何をすべきなのかに焦点を当て、
患者さんが日常生活レベルのことを変えていくために、私はどのようなお手伝いができるのか。
また、どのようにお手伝いしていくのか。
これを患者さんと一緒になって考えていくのが、生活習慣病の治療なのだ
と思います。

【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】

(電話をかける⇒03-6450-8506) 

(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)

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