こんにちは。院長の釜萢です。
先日、30歳代の女性が顔面(鼻周囲)の痛みと頭痛を訴えて来院しました。
・3日前から咳と喉が痛くて鼻水も出ていた。
・徐々に咳と喉の痛みは改善してきたが、鼻水は止まらず、透明から黄色、さらに緑色に変わってきた。
・今朝から顔面(鼻周囲)が痛くなり、熱っぽい感じもしてきたため、来院した
とのことでした。
診察を進めると、急性気管支炎の他に、(急性)副鼻腔炎(蓄膿症)も合併している状態でした。
まだ急性気管支炎が治りきっていないため、そちらの治療に加え、副鼻腔炎(蓄膿症)にも効果のある抗生剤を処方し、鼻症状が良くならない場合は、耳鼻科を紹介するので来院するよう伝えました。
本来、副鼻腔炎/蓄膿症は耳鼻科が専門の病気になるのですが、それ以外の症状を伴うことも多く、内科を受診される方も多いです。
迷ったら、内科を受診後、必要に応じて耳鼻科をご紹介でも良いかと思います。
副鼻腔炎には急性のものと慢性のもの(狭義の蓄膿症)があり、慢性化しているものに関しては、耳鼻科的な治療が有効な場合もあります。
その辺りの判断も難しいようでしたら、受診して頂いた際に、お話ししようと思います。
【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】
(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)
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