こんにちは。院長の釜萢です。
先日、当クリニックを高熱と咳、倦怠感で受診した患者さんがいらっしゃいました。(30歳代前半男性。)
検査の結果は、予想通り、インフルエンザA型陽性でした。
本人はとっても不安そうで、なにか聞きたそうな様子。
「インフルエンザなのだから、不安なのも当然だし、治るまでいつまでかかるのか、聞いておきたいのかな?」
と私は想像していていました。
すると、<以下は私と患者さんの会話>
(患者さん)「先生、ここでは血液検査もできるのですか?」
(私)「??」・・・「(もうインフルエンザA型と診断ついたのに、あと何の検査がしたいのだろう?)」
(患者さん)「実は、血液検査をしばらくしていなくて心配なんです!」
(私)「しばらくって、最後の健康診断はいつだったの?もう5年くらいしていないとか??」
(患者さん)「いや、もっとずっと前から。。。というか、健康診断したことなくて!!」
(私)「えっえ~?? なにか困った自覚症状でもあるの?」
(患者さん)「最近太ってきて困っています。家内からも心配されて、早く健康診断を受けてくるように言われているんです!!」
(私)「それは大変!インフルエンザが治ったら、すぐに血液検査をしましょうね!!」
こんなわけで、インフルエンザが治ったら、早速血液検査・尿検査一式を行うことになった患者さん。
それにしても、そこまで放置するなんて。。。健康は、失ってからでは遅いのです!!!
(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)