こんにちは。院長の釜萢です。
2月の中旬ごろからインフルエンザ患者さんの数は減りだし、3月に入ると、ほとんどいなくなっていたと思いましたが、
ここへきて、毎日インフルエンザ患者さんを診ています。
先日の日曜日(3/29=医師会の当番)から昨日火曜日(3/31)までの3日間で、インフルエンザを4人診察しました。
内訳は、A型3人、B型1人です。
特徴をあげると、インフルエンザの典型的な症状である高熱をきたすものが多く、それらはA型であることが多いようです。
それに対し、少数ではありますが、明らかな発熱症状がないケースもあります。
先日は、ずっと体温は36℃台であったにもかかわらず、なかなか倦怠感(だるい症状)がとれず、飲んだ薬も効かなかった、という経過をたどった方が、B型陽性となりました。
まだ今回の数人の方の傾向ではありますが、今年の今までのインフルエンザや、例年のケースを考えてみても、
典型的な症状のものが多い中、そのような症状とは異なるもので、実はインフルエンザであった、というケースも散見されます。
従って、高熱などのインフルエンザが強く疑われる症状が出ている場合にはもちろんのこと、
典型的な症状はないが、なんだか治りにくい、体のつらさがとれない、などの症状がある場合にも、念のためインフルエンザのチェックをお勧めします。
(近くの医療機関で調べてもらうことが可能です。)
また、検査をする前は感染を拡大しないよう、マスクは早めにつける方が良いでしょう。
【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科・甲状腺の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】
(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)