当院の予防接種について
当院ではインフルエンザワクチンをはじめ、帯状疱疹ワクチン、肺炎球菌ワクチン、風疹抗体検査、風疹ワクチン（MRワクチン）の接種をそれぞれ行っております。
インフルエンザ予防接種
流行する前に予防接種でインフルエンザ対策を！
2023年度の予防接種は、10月2日（月）より開始いたします。
今年から「ネット予約制」としますが、
予約なしでも可能です。
そのキャンペーンも兼ねて、今年は大幅に値下げしました。
- 料金：成人・小児（13歳以上）
1回3,000円＜キャンペーン価格＞
（企業様などの団体様は、別途ご相談させて頂きますので、ご連絡ください。） - 予約可能時間（平日）：11:30～12:30、15:00～16:00
※この時間はワクチン優先時間帯です
※予約時間外にご来院された方も随時行ってまいります。
お電話での予約は受け付けておりません
こんな方におすすめ
- 抵抗力のない小児やご老人
- 身体が弱っていて抵抗力や免疫力が落ちている方
- 仕事柄、人との接触が多く、外出する機会が多い方
- 集団生活を送っている方など
インフルエンザ予防接種とは
インフルエンザは感染力が非常に強い感染症で、気管支炎・心筋炎・心膜炎・脳炎・脳症などの合併症が多く報告されています。抵抗力のない小児や老人が合併症を併発すると、死に至るケースも少なくありません。
特徴・効果
インフルエンザワクチンを接種することで、インフルエンザウイルスの感染を防止したり、発症や重症化を防ぐことが期待できます。予防接種は学校や福祉施設など集団生活を送る方、呼吸器系の基礎疾患のある方などに特に勧められています。
| 所要時間 | 10分程度（予約があるとかなりスムーズです） ＜通院中の患者様は、記載された予診票をお持ちいただくと待ち時間が短縮されます＞ |
|---|---|
| 料金 |
満65歳以上は2,500円（税込）（令和5年10月1日～令和6年1月31日）
|
※インフルエンザ予防接種についての詳細は、医師・看護師にご相談・ご確認ください。
よくある質問
患者様から寄せられる、インフルエンザ予防接種に関する質問をまとめましたのでご確認ください。インフルエンザ予防接種は個人の健康を守るだけでなく、感染拡大を抑えるためにも重要です。医師のアドバイスに従い、予防接種を受けることを検討してください。
インフルエンザ予防接種はなぜ必要ですか？
インフルエンザは感染力があり、一度感染すると重症化や合併症のリスクが高い病気です。予防接種は感染拡大を抑え、重症化や入院を防ぐために重要といえます。
予防接種はどういった人が打つべきですか？
ほぼ全ての人が予防接種を受けることをおすすめします。特に高齢者、慢性疾患患者、妊婦、子供、医療従事者など、感染拡大のリスクが高い人々は特に重要です。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
予防接種を受けるタイミングはいつがベストですか？
インフルエンザが流行する季節は通常、秋から冬にかけてです。予防接種はこの季節前に受けることが効果的で、9月から11月が一般的です。
予防接種の効果はどれくらい持続しますか？
通常、予防接種の効果は約6ヶ月続きます。しかし、毎年の定期的な接種が推奨されます。インフルエンザウイルスは変異しやすいため、新しいワクチンが必要になります。
予防接種の副作用はありますか？
通常、予防接種後に軽い発熱や注射部位の腫れ・痛みが現れることがありますが、ほとんどが軽度で一時的です。重大な副作用は稀です。
予防接種を受けた後、インフルエンザにかかることはありますか？
予防接種は特定のインフルエンザウイルスに対して効果的ですが、すべての種類のウイルスをカバーできない場合もあります。しかし、感染症の症状を軽減し、合併症のリスクを低減する役割があります。
予防接種の受診は無料ですか？
一般的に高齢者や慢性疾患患者などは、無料または割引で予防接種を受けることができます。詳細は医療機関にご確認ください。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹ウイルスによる感染症である帯状疱疹を予防するためのワクチンです。このワクチンは、主に50歳以上の成人を対象とし、免疫系を活性化させることで感染を予防します。帯状疱疹は水疱病ウイルスに関連しており、主に帯状に発疹や疼痛を引き起こします。帯状疱疹ワクチンの効果は、帯状疱疹の発症リスクを軽減し、発症した場合でも症状の重症度を軽減することが期待されます。定期的な予防接種を受けることは、高齢の方や免疫力の低下した方に対する重要な健康対策となりますので、お気軽に当院までご相談ください。
対象者
世田谷区民で、かつ50歳以上の方
助成回数・金額
生ワクチン・・・1回4,000円
不活化ワクチン・・・2回 （1回につき）10,000円
詳しくは世田谷区の帯状疱疹予防接種ページをご確認ください。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/004/d00202774.html
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌感染症を予防するためのワクチンです。肺炎球菌は呼吸器感染症を引き起こし、肺炎や中耳炎などの疾患を引き起こす原因となります。特に、肺炎は呼吸を行う肺胞に炎症を引き起こし、発熱、咳、息切れ症状が現れます。高齢者や基礎疾患を持つ方々は、感染が重症化しやすく、命にかかわることもあります。肺炎球菌ワクチンは医療機関で提供されているため、医師の指導に従って予防接種を受けることが重要です。
高齢者肺炎球菌ワクチン
平成26年10月1日より、高齢者肺炎球菌ワクチンが定期接種になりました。対象者は65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳です。対象になる方には、区より予診票などが送付されますので、内容をご確認の上、接種ご希望の方はお気軽にご相談ください。
自己負担額
1,500円（生活保護受給中、中国残留邦人等支援給付受給中の方は無料）
詳しくは世田谷区の高齢者肺炎球菌予防接種ページをご確認ください。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/004/d00134042.html
風疹抗体検査
風疹抗体検査は、風疹ウイルスに対する免疫状態を評価するための検査で、体内に風疹ウイルスに対する抗体が存在するかどうかを判定できます。風疹は通常は軽症の感染症ですが、妊婦に感染すると胎児に重大な障害を引き起こす可能性があるため、妊娠前に抗体有無を確認することが重要です。 風疹は直接的には肺炎とは関係ありませんが、妊娠中に風疹に感染すると、先天性風疹症候群と呼ばれる症状を持つ赤ちゃんが生まれるリスクがあるため、風疹抗体検査は肺炎以外の健康問題も考慮して行われます。妊娠を検討中の女性や妊婦にとって、風疹抗体検査は大切な予防措置の一つです。
検査を希望される方は保健所に電話（世田谷区せたがやコール：03-5432-3333）で申し込みを行います。その後、区より受診票が送付されますので、受診表を当院へご持参ください。
対象者
世田谷区民で、以下のいずれかに該当される方
- これから妊娠を希望される女性
- 妊娠を希望される女性の同居者（婚姻届は問わず）
- 風疹の抗体価が低い妊婦の同居者※「抗体が低い」とは、HI法が16倍以下でEIA法が8.0倍未満の状態を指します。
- 42～58歳の男性（昭和37年4月2日～昭和54年4月1日生まれの方）
費用
無料
詳しくは世田谷区の風疹抗体検査ページをご確認ください。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/004/d00131812.html
風疹ワクチン
（MRワクチン）
風疹ワクチンは、風疹ウイルスによる感染症である風疹を予防するための重要なワクチンです。通常、MRワクチンとして麻疹と一緒に接種されます。風疹は通常は軽症の感染症ですが、妊娠初期に感染すると胎児に重篤な影響を与える恐れがあります。 風疹ワクチンは、抗体を形成し、風疹に対する免疫を獲得する手助けをします。通常、1歳と2歳の幼児に初回接種が行われ、学校の健康診断や成人の健康診断でブースターショットが行われることがあります。また、妊娠を考えている女性にも重要な予防措置です。
対象者
風疹抗体価の低い19歳以上の世田谷区民で、かつ次のいずれかに該当する方
- これから妊娠を希望される女性
- 妊娠を希望される女性の同居者（婚姻届は問わず）
- 風疹の抗体価が低い妊婦の同居者※「抗体が低い」とは、HI法が16倍以下でEIA法が8.0倍未満の状態を指します。
- 42～58歳の男性（昭和37年4月2日～昭和54年4月1日生まれの方）
助成金額
麻しん風しん混合（MR)ワクチン・・・5,000円
風疹単独ワクチン・・・3,000円
詳しくは世田谷区の風疹ワクチン予防接種ページをご確認ください。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/004/d00131812.html