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やせる糖尿病薬、好調です。【SGLT2阻害薬】《池尻大橋、三軒茶屋、中目黒、代官山、恵比寿、二子玉川、祐天寺、駒沢大学、下北沢、広尾、白金、麻布十番、世田谷区目黒区渋谷区港区》
2015年4月17日

やせる糖尿病薬、好調です。【SGLT2阻害薬】《池尻大橋、三軒茶屋、中目黒、代官山、恵比寿、二子玉川、祐天寺、駒沢大学、下北沢、広尾、白金、麻布十番、世田谷区目黒区渋谷区港区》

 

こんにちは。院長の釜萢です。

 

一年近く前から発売され、今、糖尿病を専門に治療している先生方にとても注目されている薬があります。
「SGLT2阻害薬」と呼ばれる薬です。
SGLTとは、sodium glucose cotransporter(sodium glucose transporter)の略で、「ナトリウム・グルコース共役輸送体」と呼ばれるタンパク質の一種です。

 

なぜ、それほど注目されているのか。
その理由の一つは、インスリンを介さずに血糖値を下げることです。

 

今までの糖尿病薬の多くは、膵臓(すいぞう)に作用して、インスリンという血糖値を下げる作用のあるホルモンを出させたり、
インスリンが効きやすい体に改善する(インスリン抵抗性を改善する)、といった種類のものでした。

 

今回の薬は、インスリンに関係なく血糖値を下げるため、膵臓への負担もなく、また従来の薬と併用することもできるというわけです。

 

しかし、それとともに注目されている二つ目の理由は、
「やせること」が明言されている、日本の保険診療では唯一の薬だからだと思います。

 

もちろん副作用や、使用する際の注意すべき点などはあります。
この薬の効果が出やすいであろう患者さんがいる代わりに、逆にリスクが高いと想像される患者さんもいます。

 

それでは、実際の臨床現場でこの薬を使うメリットはあるのか。

 

これまでの私の経験で、ということにはなりますが、
これらのことを十分理解したうえで、この薬を使うのであれば、メリットは非常に大きいと感じています。
具体的な事例に関しては、また折を見て報告させて頂きます。

 

 

【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科・甲状腺の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】

(電話をかける⇒03-6450-8506) 

 

(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)

 

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院長経歴(プロフィール)

かまやち内科クリニック院長。元慶應義塾大学病院 腎臓内分泌代謝内科所属。予防医学医。 専門は、糖尿病・高血圧、その他の生活習慣病(脂質異常症、痛風(高尿酸血症)など。オーダーメイドの診療を心がけています。医療現場の真実と向き合い、医療のあり方を一緒に考えていきたい。ひとりひとりの幸せな人生に寄り添い、病気と闘い続ける医師でありたい。そんな想いを込めて日々、走り続けています。