院長コラム

ホーム

 > 

糖尿病・高血圧患者さんの忘年会、クリスマス、お正月、新年会(年末年始)の乗り切り方
2014年12月21日

糖尿病・高血圧患者さんの忘年会、クリスマス、お正月、新年会(年末年始)の乗り切り方

こんにちは。院長の釜萢です。
12月に入り、生活習慣病(慢性疾患:糖尿病、高血圧、脂質異常症・高脂血症、痛風・高尿酸血症)の方にとって、一番厳しい時期かと思います。

当クリニックに通院している患者さんでも、「2日に1回は忘年会が入っている」「体重が3kg増えてしまった」など、仕事でどうしても飲んだり食べたりの量が増えてしまう方もいらっしゃる一方、
「たしかに忘年会は頻回に行っているのだけれど、以前のようにそこでたくさん飲食してしまうことをやめ、最小限にするよう工夫している」
という患者さんもいらっしゃいました。

もちろん、当クリニックで説明した通りの食生活を継続できれば理想的ではありますが、生活をしていくうえで(仕事をしていくうえで)、やむを得ない状況というものもあり得ます。
そんな時に、「仕事だから食事のことなんか考えていられない!」ではなく、その状況の中でも、いかに病気の悪化を最小限にとどめられるかを考えながら行動して頂きたいと思います。
そういった方法に関しても、患者さんそれぞれの個別の状況に応じて、御相談させて頂いております。

これからは、クリスマス、お正月、新年会、とまだまだイベントが続きますが、この時期が一番大切な時期でもあります。
この時期の病気(糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風・・・など)の悪化、内臓への負担を最小限にし、場合によっては、この時期は薬物治療をしっかり行うことによって、その後の早期回復を目指しましょう。

↑↑↑糖尿病・高血圧のことでお困りのお知り合いがいらっしゃいましたら、ぜひかまやち内科クリニックと、この院長コラムを教えて差し上げて下さい。上のシェアボタンからシェア頂けます。

院長経歴(プロフィール)

かまやち内科クリニック院長。元慶應義塾大学病院 腎臓内分泌代謝内科所属。予防医学医。 専門は、糖尿病・高血圧、その他の生活習慣病(脂質異常症、痛風(高尿酸血症)など。オーダーメイドの診療を心がけています。医療現場の真実と向き合い、医療のあり方を一緒に考えていきたい。ひとりひとりの幸せな人生に寄り添い、病気と闘い続ける医師でありたい。そんな想いを込めて日々、走り続けています。