2015年5月26日

痛風発作が多いです。糖尿病高血圧合併も注意です。《世田谷区目黒区池尻大橋、三軒茶屋、太子堂、二子玉川、駒沢大学、中目黒、祐天寺、学芸大学、三宿、駒場東大前、溝の口》

 

こんにちは。院長の釜萢です。

 

最近、痛風発作の患者さんが多く来院しています。
先日は一日に2人、痛風発作の患者さんが来院しました。

 

原因の一つは、
「熱中症の季節到来です。水分摂取を十分に。」
でもお伝えしましたが、とにかく今年はもう気温が上昇しているため、
水分摂取が不足し、軽い脱水症状になっているためです。
(体の水分が不足していると、尿酸値は上がります。)

 

来院する患者さんを診察すると、
「今年の健康診断で指摘され、治療のために来院した」
という方もいらっしゃいますが、圧倒的に多いのは、
以前から痛風(高尿酸血症)を指摘され、さらに、何度か痛風発作も経験している方が、
今回また発作を起こしてしまったため来院した、というケースです。

 

このような患者さんには、しっかり治療をし、再発を予防することが肝心なのですが、
患者さんたちに今までの経過を聞いてみると、多くの場合、治療から脱落し、病気を放置してしまっています。
これは非常にリスクの高いことです。

 

さらに問題なのは、このような患者さんの一定の割合は、痛風(高尿酸血症)以外に、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病(慢性疾患)を併せ持っているということです。
つまり、痛風以外の病気の治療も、同時に放置されてしまっているということです。

 

当クリニックでは、治療によって病気を治すことはもちろん、その治療が今後の病気の再発予防になりうるものであるよう、心がけています。
言い換えると、
~治療の継続が実現可能な内容であること~
これが、生活習慣病の治療の中で最優先すべきことだと考えております。

 

2015-05-26-2

 

【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】

(電話をかける⇒03-6450-8506) 

 

(患者さんの年齢・性別・症状などは、個人が特定されないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)

 

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「熱中症の季節到来です。水分摂取を十分に。」

 

 

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2015年5月15日

【高血圧患者さん必見】今年は例年と違います。糖尿病ならさらに危険。《池尻大橋、三軒茶屋、中目黒、代官山、恵比須、広尾、白金、麻布十番、世田谷区目黒区渋谷区港区》

 

こんにちは。院長の釜萢です。

 

今年は連休(ゴールデンウィーク)中から暑い日があり、連休明けるとすでに30℃近い日もありました。
これだけ急に気温が上がると、体調を崩す患者さんも多いのですが、一見あまり関係なさそうな高血圧患者さんも、実は注意が必要です。

 

どんな点に注意が必要なのでしょうか?

 

毎日血圧をチェックしている(血圧手帳に測定した血圧をメモしている)患者さんは、その変化に気づいているかと思います。
気温と血圧は密接に関わりあっています。
【気温が上がると血管は拡張し、血圧は下がる傾向がある】ということです。

 

当クリニックでは、血圧のコントロールが良好な患者さんが多いため、急激に気温が上がると、目標としている血圧より下がってしまうことがあります。
そのため、この数日の間に降圧剤(血圧の薬)を減量した患者さんが少なからずいらっしゃいます。

 

血圧が急激に下がってしまうと、めまい、立ちくらみ、頭痛、気分不快、などの症状をきたすことがあります。
また、気温が上がると脱水症状(熱中症)を生じることもあり、この場合の症状が、実は血圧が下がったときの症状と似ている場合があります。
すると、このような症状が出たとき、「暑いから」「水分が足りないから」と考え、血圧が下がっていることに気付かない場合があります。

 

さらに糖尿病もお持ちの患者さんの場合。
自律神経のバランスが、乱れてしまっていることが多いため、血圧の変動を調節する反射も鈍くなってしまっています。
すると、先ほどの症状が、より強く出てきてしまうというわけです。

 

まずは、これらの異常を感じたときには、主治医の先生と早めにご相談ください。
薬の調節が必要な場合は、早期の対応が大切です。

 

2015-05-14
 

【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】

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【脱水症の予防に関する記事は、こちらがよく読まれています】
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「脱水症の予防を!特に糖尿病高血圧・生活習慣病患者さん注意です」

 

 

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2015年5月8日

先月よく読まれていた記事です。

 

こんにちは。院長の釜萢です。

 

これまで書いてきた記事の中で、先月よく読まれていた記事をまとめてみました。
みなさまにとって、何らかのご参考になれば幸いです。

 

☆健康診断で早期発見を~糖尿病・高血圧患者さんの例☆ 

 

☆近隣の病院から糖尿病高血圧患者さんをご紹介頂きました☆ 

 

☆健康診断(特定健診)はどこで行うべきか?☆ 

 

☆インフルエンザがまた増えています。☆ 

 

☆生活習慣病・内科慢性疾患(糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風・気管支喘息など)をお持ちの方は、ぜひ禁煙外来を。☆ 

 

☆糖尿病・高血圧・脂質異常症(高脂血症)で看護師が来院。【仕事も病気に影響する:ライフスタイルを考えた治療の必要性】☆ 

 

【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】

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いかがでしょうか。
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2015年5月6日

脱水症の予防を!特に糖尿病高血圧・生活習慣病患者さん注意です《二子玉川、三軒茶屋、太子堂、渋谷、下北沢、中目黒、三宿、駒沢大学、池尻大橋、世田谷区目黒区渋谷区》

 

こんにちは。院長の釜萢です。

 

本日、連休の最終日。明日から仕事の方が多いかと思います。
連休前に高熱の患者さんが増えていることをお伝えしました。
連休中、暖かい日、もしくは少し暑い日もありましたが、それでも高熱の患者さんはいらっしゃるようです。

 

そこで注意です。
高熱の患者さんに加え、胃腸炎などで嘔吐や下痢をきたしている方は、その分の水分も失うため、さらに十分な水分補給が必要です。
仮に、高熱が下がらず、嘔吐や下痢が続いているようならば、点滴治療が必要になる場合もありますので、早めに(点滴治療のできる大きな病院などの)医療機関を受診することをお勧めします。

 

そして、糖尿病患者さんの場合。
処方されている先生からお話はされているはずなのですが、新しく出てきた糖尿病薬は、水分を十分とることがとても大切です。
不十分な場合には、脱水症の危険性も高まります。
糖尿病をはじめ、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の方は、動脈硬化が進んだ状態になっているので、脱水症による脳卒中や心臓病の危険性も上がります。
しっかり予防しましょう。

 

連休明け、さらに高温になる日も出てくるようです。
寒暖の差が激しいと、体調を崩す方が多いのですが、さらに新学期から生活環境が変わった方々は、そろそろ疲れが出てくる頃かもしれません。
あまり無理をせず、早めの対応で、体調を大きく崩さないよう過ごしていきましょう。

 

 

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2015年4月29日

連休前に高熱、咳嗽・咽頭痛、腹痛・吐気・下痢の患者さんが急増?【連休中の過ごし方】《池尻大橋、三軒茶屋、中目黒、神泉、駒場東大前、三宿、駒沢大学、世田谷区目黒区》

 

こんにちは。院長の釜萢です。

 

一昨日から、高熱の患者さんが急に増えてきています。
そして、激しい咳とのどの痛みを訴える方、お腹の痛み・吐気・下痢を訴える方、ともにいらっしゃいます。

 

この時期(4月下旬)は温かくなってきて、例年では風邪の患者さんが一番少なくなってくる時期です。
しかし、今年は4月に入ってからも雪が降ったり、気温の変化の大きな日が続きました。
それらも、今年この時期に高熱をきたす方が多い原因になっているのではないかと推測しています。

 

4月は入学や就職、職場の変化など、生活環境が大きく変わった方も多い時期かと思います。
これらの方々が4月下旬以降、体調を崩すことも多いようです。

 

これからゴールデンウィークですね。
(本日からゴールデンウィークに入った方も多いかと思います。)
大いに遊ぶのも結構ですが、疲労がたまっていたり、体調を崩したりしている方は、体調を元に戻すチャンスですので、
この期間を有効に利用して頂きたいと思います。

 

また、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症・痛風など)の患者さんには、
ゴールデンウィーク中も今までのペースを変えることなく過ごしていただき、
連休明けには、元気な姿で(可能ならばスリムな体型になって)、お会いできることを期待しています。

 

 

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2015年4月3日

近隣の病院から糖尿病高血圧患者さんをご紹介頂きました。《三軒茶屋、二子玉川、渋谷、神泉、中目黒、下北沢、駒沢大学、桜新町、池尻大橋、世田谷区目黒区渋谷区》

 

こんにちは。院長の釜萢です。
本日、近隣の大きな病院の消化器科の外来から、糖尿病・高血圧・高脂血症患者さんをご紹介頂きました。

 

かなり高齢で、内服治療もしっかり行っている様子。

 

やはり、大きな病院は、より専門性の高い治療を行うべき場所なので、
本来の専門からズレた患者さんは、他のクリニック(開業医)で治療してほしいと考えるのでしょう。

 

そのような状況の中、クリニックがその部分の下請け的な存在になるのも、地域医療を考える上では大切なことかと思いました。

 

その患者さんをご紹介くださった先生は、先日ある会でいろいろとお話をさせて頂いた先生。

 

早速ご紹介頂けると、やはりとても嬉しいものですね。
今後、胃カメラ(上部消化管内視鏡)検査を行うときには、こちらの病院も重要な御紹介先として考えることにしました。

 

このように、徐々に紹介し合える病院、クリニックが増えていくと、地域の患者さんを連携して診察、治療しているという意識が芽生え、
地域医療への貢献も、より積極的に行えるようになると思いました。

 

2015-03-06

 

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インフルエンザがまた増えています。

 

 

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2015年3月25日

糖尿病・高血圧・脂質異常症(高脂血症)で看護師が来院。【仕事も病気に影響する:ライフスタイルを考えた治療の必要性】《世田谷区目黒区渋谷区港区新宿区杉並区》

 

こんにちは。院長の釜萢です。

 

先日、糖尿病・高血圧・脂質異常症(高脂血症)で若い看護師が来院しました。
今回初めて病気を指摘され、とても心配だったため、いろいろとネットで調べ、
30分以上かけて当クリニックを受診しました。

 

その方は、非常に真剣に病気のことを考え、治療にもとても積極的なのですが、
一点だけ気になることがありました。

それは職業が看護師で、勤務時間が不規則かつとても緊張感を強いられる職場であることです。

1カ月のうち、その多くを夜勤で働いており、夜中を緊張したまま過ごす日がかなりあること、
また食事の時間がバラバラになり、食事の量も一定しない。
さらに不眠傾向になるなど、病気の治療にはかなり厳しい環境となっていました。

 

患者さんの治療(とりわけ生活習慣病の場合)には、病気の状況それ自体を考えることも大切なのですが、
もっと大切なのは、なぜその病気になったのか、病気が治りにくい理由は何か、治療をしていくうえで変えるべきこと、注意すべきことは何か。
などを考えていく、
つまりはその患者さんの生活の背景(ライフスタイル)を考えて治療を進めていくことだと思っています。

 

幸い、その方はとても理解の早い方でしたので、私の話をすぐに理解してもらえました。
ただ、決定的な解決策というのは現状では難しいこともわかっており、今後、双方で相談しながらの治療になっていくと思います。

 

以前は、診療(情報の伝達)は医師から患者さんへの一方通行になることもあったそうです。
(現在でも一部の医療機関では、そのような状況が残っていると聞きますが。)

しかしながら、「患者さんの意思を尊重すること」が、診療の現場で当たり前になってきた昨今、
患者さんの希望や意思を確認しながら治療を進めていくのは、常識的なこととなっただろうと思っています。

 

生活習慣病では、患者さんのライフスタイルをしっかり把握し、その方の長い人生を考えたときに今、何をすべきなのかに焦点を当て、
患者さんが日常生活レベルのことを変えていくために、私はどのようなお手伝いができるのか。
また、どのようにお手伝いしていくのか。
これを患者さんと一緒になって考えていくのが、生活習慣病の治療なのだ
と思います。

 

2015-08-31(2)

【当クリニックでは、糖尿病・高血圧を中心に生活習慣病の診療の他、一般内科の診療や、健康診断も行っています。検査内容も含め、何かございましたら、お気軽にお電話ください。】

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駒沢大学方面(三軒茶屋経由)と渋谷駅からバスで来院。バスでの通院も便利です。

 

 

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2014年8月4日

生活習慣病・内科慢性疾患(糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風・気管支喘息など)をお持ちの方は、ぜひ禁煙外来を。《池尻大橋、三軒茶屋、中目黒、二子玉川、三宿、世田谷区目黒区渋谷区》

 

こんにちは。院長の釜萢です。禁煙外来が好調です。

 

先日も、来院時毎日50本喫煙していた患者さんが、治療開始後2週間で、「時々たばこを吸いたくなるものの、吸わないでいる」と変化し、
その2週後の診察の時には、もう「喫煙したいと思わない」まで改善していました。

 

非常に短期間で、はっきりわかる変化を見せてくださっています。

 

生活習慣病・内科慢性疾患(糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風(高尿酸血症)・気管支喘息など)に喫煙が良くないことは、みなさんもご存じのとおりです。
動脈硬化が大きく進んでしまう前に、禁煙を始めましょう。

 

余裕があれば、現状の動脈硬化の進展度を、FMD(血管内皮機能検査・血管年齢検査)で調べておけると、より変化が客観的にわかるのでおすすめです。
何かご質問などございましたら、お気軽にご連絡ください。
(電話をかける⇒03-6450-8506) 

 

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入職(就職・転職)目的の健康診断も受け付けております。

 

 

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2014年7月10日

世田谷区医師会への入会準備

こんにちは。院長の釜萢です。

昨日、世田谷区医師会に入会するため、面接を受けてきました。

審査は昨日の面接を含め4つあり、入会まで最低でも2か月かかる(9月中旬ごろ)とのことでした。

それまでに、いろいろと準備をしておこうと思います。

最も大切と考えているのが特定健診(特定健康診査)、特定保健指導、健康診断への対応です。世田谷区は特定健診が500円で受けられるので、気軽に、短時間で受けられるよう、準備します。

そして、その後のサポート。健診(検診)や人間ドックで何か指摘された(ひっかかった)方が、安心して受診して頂けるよう、こちらはすでに万全のサポートをしています

現在すでに、健診後、人間ドック後の精査・加療目的で、来院する患者さんが増えています。これからも、より一層、充実したサービスを提供して参ります。

何かご質問などございましたら、お気軽にご連絡ください。
(電話をかける⇒03-6450-8506) 

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