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胸痛(胸部違和感・圧迫感)、胃痛(心窩部痛)、冷汗で来院。心電図上、狭心症・心筋梗塞疑い(虚血性心疾患疑い)で救急搬送となった一症例。
2014年8月31日

胸痛(胸部違和感・圧迫感)、胃痛(心窩部痛)、冷汗で来院。心電図上、狭心症・心筋梗塞疑い(虚血性心疾患疑い)で救急搬送となった一症例。

こんにちは。院長の釜萢です。

先日、40~50歳代の男性が胸痛(胸部違和感・圧迫感)、胃痛、冷汗を主訴に来院しました。
一昨日朝に3分ほどの胸部違和感を生じ、午後に30分程度持続する胸痛発作をきたしていたとのこと。

診察時にも弱い胸部違和感を訴えており、急いで心電図をとると、狭心症(ACS:Acute Coronary Syndrome)の疑いのある所見。
すぐに詳しい検査、治療のできる病院に救急搬送しました。
早期に医療機関を受診し、一大事を免れた例といえるかもしれません。

その方はどうやら糖尿病があったようです。
糖尿病、高血圧、高脂血症(脂質異常症)などがあると、動脈硬化が進み、狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患をきたす可能性が一段と高くなります。
健康診断・人間ドックで指摘された異常は後回しにせず、すぐに医療機関でチェック、必要があれば治療を開始することをお勧めいたします。
何かご質問などございましたら、お気軽にご連絡ください。
(電話をかける⇒03-6450-8506) 

(患者さんの年齢、性別、症状などは、個人が特定されたないよう、変更して記載している場合がございます。ご了承ください。)

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院長経歴(プロフィール)

かまやち内科クリニック院長。元慶應義塾大学病院 腎臓内分泌代謝内科所属。予防医学医。 専門は、糖尿病・高血圧、その他の生活習慣病(脂質異常症、痛風(高尿酸血症)など。オーダーメイドの診療を心がけています。医療現場の真実と向き合い、医療のあり方を一緒に考えていきたい。ひとりひとりの幸せな人生に寄り添い、病気と闘い続ける医師でありたい。そんな想いを込めて日々、走り続けています。